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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第3章 標的00「復活の始まり(前編)」


ツナは頷きながらおみやげの品たちとにらめっこしている。

武たちの方も案の定にらめっこをしていた。
私は言う。

「みんな〜後、10分でお土産何買うか決めてね!

集合場所は目の前だけど遅刻はダメだから!」

「「「は〜い♪」」」「「分かった!/なのな♪」」

「フフフ…」

武たちの返事に私は少し微笑する。

ゾクッ、「ッ!?」

瞬間、体に悪寒が走った。

相棒が彼を守れと訴えてる……ツナ!

ダッと私はツナが居る場所へ急ぐ。

ちょうどツナの後ろに怪しい男がツナに手を出そうとしている。

内に在る炎を30%体に巡らせると思いっきりダンッと地を蹴って、ドカッと男を飛び蹴りで突き飛ばす。

「これに決めた!」

ツナは笑顔で言うのと私が男を蹴り飛ばして奴を復讐者送りにしたのと微妙な差があって彼は気付いていなかったので一息吐くと言う。

「ふぅ…良いチョイスじゃないツナ。それじゃぁ会計に行きましょ」

「うん♪」
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