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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第3章 標的00「復活の始まり(前編)」


入学から一年経ってツナは稀に虐(いじ)めにあっていた。

私はそれを知っては日々やり返す日常を送っている。

さ~ぁて今日は小学生なら誰もが待ちに待った遠足の日だ! あぁ〜…でも、私の相棒が物凄く訴えてくる…今日が鬱憤晴らしの日でその数日後にツナと共にイタリアへ行くと…。憂さ晴らし出来るならやってやろうじゃん! ツナを陥れた報いはきっちり晴らさせてもらうからね…ガキンチョ共……フフフ…♪

怪しげに笑う彼女にオレは言う。

「彩ちゃん……顔が怖いよ(汗)」

ツナの言葉に私はニッコリ笑うと言った。

「アハハハ! ごめんねツナ。ちょっと最近の悪ガキンチョ供が

おいたしすぎてるから今日辺りで成敗してやろうと思ってたの♪」

「めっちゃ物騒な事を笑顔で言わないで!?」
ツナのツッコミに楓は言う。

「そうは言っても綱吉君が虐められている事を俺達は

既に知っています。だから空季さんの怒りはごもっともであり……

成敗される奴等は自業自得なんだよ」

と後半は吐き捨てる様に言う。

「楓君ってそんなキャラじゃなかったよね!?」

ツナのツッコミは冴え渡っていた。

班分けは私とツナと武、京子、楓に清と雷舞と同じ班になり、いつの間に何故か班長に抜擢(ばってき)されている。

しかも遠足の場所が前世で来ていた所だったのだ。

と言うか班の人数おかしいでしょ!? 先生ってば私に頼りすぎでしょうよ! 私まだ小学生ですよ!? まぁ良いんだけどね〜…何処に何が在るかは把握してるしね♪

私はしおりを見て、時間を見ながら話す。
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