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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第23章 標的18「ロンシャン家大騒動とボウリング対決!?」


入れ違いに幻術で作られた女子が来るとツナは驚愕して居た。

ロンシャンも驚いていたがそこにさなっぴが来て、彼と何かを話していると仲良く出て行く。

「あの2人出て行きましたけどもしかして私……お邪魔でした?」

彼女の問いに私は言った。

「大丈夫だよ〜♪ 終わったから主人に力解いてもらって」

私の言葉に彼女は頷くと砂の様に消える。

「隼人、もう外していいから純粋に今からボウリングを楽しもう♪」

「はい!」

私の言葉に隼人は頷くと早速放った。

半分しか倒せずにもう一回放つとスペアになる。

「やっぱりツナ達じゃん!」

「「「「!」」」」

振り返るとそこには武が野球部のメンバーと来た所だった。

「武!?」

「お疲れ様武♪ 野球部の方と遊びに来たのか?」

驚くツナに私は武に問いかけた。

私の問いに武は頷く。

「あぁ…そうだぜ♪」

「山本そっちの方々は?」

主将らしきに人が武と私達を交互に見た。

武は言った。

「お馴染みで同じクラスの沢田綱吉に空乃斗真と極寺隼人……んでツナの先輩でもあるディーノさんッス」

私たちは主将にお辞儀する。

主将は言った。

「沢田と空乃とは君達の事だったのか……他の部活のオファーを全て蹴ってると聞いてどんな

奴等かと思えば……こんな可愛らしい後輩たちだったとはな」

最後の方はボソッと言ったので武のみしか聞こえてない。

武は言った。

「主将も見る目があるッスね。……でも2人はあげれませんよ?」

「ほぅ〜…」

バチバチッと主将と武は火花を散らしていた。
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