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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第23章 標的18「ロンシャン家大騒動とボウリング対決!?」


ディーノの問いに私は言う。

「ディーノこそどうしたの? 今は忙しい時期なんじゃないのか?」

その間にオレはロンシャンにディーノの事を話していた。

私の問い返しにディーノは話す。

「いやなぁ〜…ロマーリオが息抜きしてこいって此処に連れてきたんだよ

そしたら偶々お前達を見つけた訳でな」

私はホッとすると言う。

「なら良いんですが……『ちょっと今奇妙な女子達との合コン? みたいな事に

なっていてその女子達には気をつけ…、ガシーンッ、「ッ!?」』……(汗)」

言い終わる前にリコピンとまゆまゆがディーノを気に入ったらしく抱きつかれて居る。

ツナは注意しようとするがディーノは格好いい事を言おうとしたが2人の抱きつきは強すぎて別の意味でヤバかった。

私は鈴にある物に変化してもらうと隼人に被せる。

「隼人、暫く被っててね」

「?」

隼人は首を傾げていた。

ディーノはボウリングを構えて放つ。

パカーンッとストライクを出した。

「え!? 何で!?」

驚くツナに私は言った。

「隼人にロマーリオさんのお面を付けさせてるからだよ」

「何て用意周到な」

ツナの呟きに私はニヤリと笑うとボウリングを構えて放つ。

パカーンッと私もストライクを出せたのでスッキリ。

女子達がボウリングを見ている隙に私は幻術である事をした。

これで暫くは何とかなるわね。不細工は不細工同士が良いしね♪

私は幻術で不細工な男子達を造り上げて相手をさせた。

するとリコピンとまゆまゆは完璧に騙されて幻術の男子達とボウリング場を後にする。
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