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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第23章 標的18「ロンシャン家大騒動とボウリング対決!?」


オレはロンシャンと会う度に彼女が変わってる事に呆れていた。

しかしこのさなっぴさんって大きいわねぇ〜…どう過ごしたらこうなるのか知りたいけど相棒が止めとけって言うから聞かないけど……ロンシャンの女性を見る目が無い事ははっきり分かったわ (汗)

内心で呟いているとロンシャンが来ていった。

「空乃ちゃーん!」

呼ばれて私はロンシャンを見る。

ロンシャンは言った。

「空乃ちゃんって彼女とか居たりする?」

ギクッとツナたちはロンシャンを見る。

私はツナたちのその反応を一瞥すると言った。

「う〜ん…今のところは居ないなぁ〜…だって周りに花のある女子が多いからさ♪ 彼女にするよりも女子友として居たいかな?」

首を傾げる私にロンシャンは唖然とする。

すると彼のファミリー パンテーラが側に来て耳打ちで何かを言う。

私はそれを聞いて微笑む。

「フッ…うん。君なら大丈夫だよ。他にも女子友が居るからその子達とも仲良くしてくれたら僕は何も言わないよ」

私の言葉に彼女は頷いて一礼すると去って行く。

「パンテーラが空乃ちゃんに話しかけるなんて……空乃ちゃん君は一体何者なんだ?」

ロンシャンの問いに私はツナの頭をポンッと叩きながら言った。

「ただのツナの幼馴染み……それだけさ♪」
ロンシャンは瞬きしていたが、ツナは斗真を見て瞠目する。

私はツナに微笑んだ。

「///っ」

オレは顔を真っ赤にすると俯く。

照れたツナ

私はパンパンと手を叩くと言う。

「はい! みんな内藤君ちの部下さん方が片付けを始めるからそろそろ帰るぞ〜!」
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