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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第23章 標的18「ロンシャン家大騒動とボウリング対決!?」


イタリアから帰った彩は両親にあった事を話す。

2人は驚愕していたが言った。

「よく話してくれたな」

「貴女も辛かったでしょう……私の胸の中で泣きなさい」

その言葉に私は千鶴の胸に飛び込むと大泣きした。

千鶴は彩花の背中を優しく叩き、尚吾はその頭を撫でてた。

2人の優しさに彩花は意識を手放す。

翌朝、私はツナの家でTVゲームをしていた。

「よっと」

「うわ!?」

「斗真強いだもんね♪」

「斗真さん強い♪」

2人の誉め言葉に私は微笑みながら言った。
「フッ…ありがとうな〜ランボ、イーピン♪」

オレは唸りながら言う。

「うぅ…斗真マジで強すぎるよ〜…何度挑んでも勝てないし」

私はニヤリと笑いながら話す。

「フッ…ゲームをやるからには相手の動きなどを先読みして動くものだ。考えてから動いてたら的にされる。

相手に悟られない様にするのも教訓の1つだぞ♪って我らの家庭教師様からの受け売り〜…」

「……斗真のモノマネが似すぎて怖い」

オレは何故か震えた。

「ツナちょっといいか?」

「はいぃっ!?」

タイミング良くリボーンに呼び掛けられてオレは過剰反応で返事した。

「リボーン、声かけるタイミング悪すぎ(汗)」

私の指摘にリボーンは苦虫を噛んだ表情を一瞬すると言った。

「敵のアジトにのりこんでくれない?」

指で少しのゼスチャーするリボーンにオレは言う。

ガーン…、「ソレちょっとじゃねーだろ!!!」

とツッコミを入れると言った。

「何がアジトだよ! 敵なんていないし!」

リボーンは言う。
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