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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第22章 標的17「お花見と新学期と嘆き弾 来る!!」


オレは叫ぶ。

「ニッコリ笑顔でとんでもない事言ってるよ斗真!? てか絶対マジでキレてるーっ!?」

ツナはツッコミながら驚愕していた。

私はロンシャン達を見ながら話す。

「僕は風紀委員ではないけれどさっきのは風紀を乱す行いだったからね。

貴方達を…『咬み殺してあげる♪』」

「ひいぃっ!?」

オレは怯えると楓達の後ろに隠れる。

隼人達も動けないようだ。

当の本人達は顔を真っ青にしている。

「成敗♪」

「「「「ぎゃあぁーっ!?」」」」

ロンシャン達の悲鳴を聞いたツナたちのクラスの大半が顔を真っ青にしながら言った。

「「とうとう空乃の堪忍袋のおが切れた(汗)」」

と知らないクラスメイトは説明を聞くと同じく真っ青にすると空乃を絶対に怒らせてはダメルールがいつまにか出来たとか。

泡を吹いて倒れるロンシャン達を私はスッキリした表情でツナたちに振り返ると言った。

「さてと……早く帰って予習やらなきゃね〜……ってみんなどうしたの?」

私は瞬きする。

楓は言った。

「斗真くんが最強だなってみんなで肝心してたんだ」

私は瞬きすると言った。

「え!? 僕なんてまだまだだよ? 本当の最強は雲雀先輩だよ」

可愛らしく頬を膨らませながら言う斗真。

((可愛い仕草で物騒な事を言うな!! この天然娘!!))

と全員が同じツッコミを内心をした。

「ああ…そうそう…」

私はマングスタを見て言う。

『こっちの日本のマフィアは僕の傘下だから……自分達の部下によ〜く言い聞かせなさい。黒豹を怒らす事なかれと』

「「「ッ!?」」」
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