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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第22章 標的17「お花見と新学期と嘆き弾 来る!!」


「っう う うん!」

ツナの言葉に私は少し嬉しくて微笑み長くながら言った。

「ハハハ……そっかぁ〜…♪」

オレは斗真の笑顔を見て何故か安心する。

私は早速メモ用紙に書き出す。

サラサラと何かを書き始めた斗真をそっとしておこうとオレは動こうとしたが何故か嫌な予感がして動けなかった。

オレは隼人と武を見て言う。

「隼人! 武!」

2人はツナに呼ばれると駆け寄った。

オレはある事を頼むと2人は頷くと斗真を隠す様に立つ。

するとそこにロンシャン達が来る。

斗真は集中しているらしくロンシャンには気付いていなかった。

オレはロンシャンと話ながら然り気無く移動する。

そこに了平が来るとややこしくなってきた。

マングスタは了平に向けて銃を構えるとズカンッと撃った。

「ッ!?」

私はその音にハッと顔を上げる。

いつの間にか側に隼人と武が居る事に気付いた私は言った。

「隼人、武…何かあった?」

斗真の問いに2人は何とも言えない表情をしている。

私はツナが居る方を見て瞠目した。

撃たれた了平が倒れている。

「ッ!? 了平先輩!?」

私は慌てて駆け寄った。

「! 斗真」
「! 空乃ちゃん♪」

オレとロンシャンは斗真が来た事に瞠目していた。

私はマングスタを見て言った。

「お前マングスタだっけ? 了平先輩に向かって何を撃った?」

「ッ!?」

マングスタは斗真から発せられている殺気と圧力に気圧されながらも言った。

「わ 私が撃ったのは……我マフィアに伝わる特殊弾だ」

「特殊弾?」
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