第22章 標的17「お花見と新学期と嘆き弾 来る!!」
オレは言う。
「オレはマフィアにはならないよ。ここに居るのはオレにとって大切な幼馴染みや友達たちだ」
私たちだけでなく隼人や武までもツナの言葉に目を見開いている。
ロンシャンは言う。
「そんな事言わずにさ紹介してよ〜 ん?」
ロンシャンは斗真に気付くと瞬きすると言った。
「うっそーっ!! あの空乃ちゃんと同じクラス!! これはもう運命しか有り得ないじゃん!!」
一人はしゃぐロンシャンにツナたちは瞬きする。
誰も男子にちゃん付けするのかはツッコミは無いんだね(汗)
教室に入ると京子と花が来た。
「おはようみんな♪ 今年は知り合いが沢山のクラスになれてとっても嬉しい♪ 1年間よろしくね♪」
微笑む京子に花は言った。
「右に同じくよろしくね」
私達は微笑むと頷く。
すると後ろの席ではしゃぐ男子が居た。
花は男子を一瞥すると言う。
「しかしロンシャンなんてうるせー奴と同じクラスになるとわね。
あのお調子者またホラふいてる」
「ホラ?」
首を傾げながらオレは花が一瞥した方を見た。
そこにはロンシャンが照れ笑いしながら言う。
「だからオレ将来マフィアのボスなんですって!」
(マフィア公言してる!!)
ツナたちは内心で驚愕した。
ふとロンシャンは斗真に気付く。
「おぉっと空季くんじゃないっすか! また会えるなんてこれも何かの縁! オレと友達になってくれませんか?」
「「ッ!? はぁっ/え!?」」
ツナたちは驚愕して居た。
私は瞬きすると言った。
「ごめんな。その誘いは辞退させてくれ」
「っな!?」