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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第22章 標的17「お花見と新学期と嘆き弾 来る!!」


春に入ってやっと桜が満開になった今日はツナたちみんなでお花見をする為にお母さんと奈々さん、そしてビアンキはちゃんと手袋してるからポイクキ化は防いで。一生懸命弁当を作っていた。後は京子とハルが来るから大丈夫だろう。

私は急いでツナたちが向かった場所へ走る。

公園に着くと丁度隼人が風紀委員の一人を膝蹴りでダウンさせた所だった。

そして側には雲雀が居る。

「あちゃ~ヤバイなぁ…(汗)」

私はそう呟くと体内の死ぬ気の炎50%巡らせた。

倒された委員は雲雀を見上げる。

雲雀は言う。

「弱虫は土にかえれよ」

ブンッ、バキッ、「ッ!?」

「「「ッ!?」」」

私は雲雀と委員の間に入って撃を携帯棒で止めた。

「斗真!?」

「いつの間に!?」

「雲雀の攻撃を止めた!?」

驚くツナ達をよそに私は雲雀を見て話す。

「風紀委員の仕事が出来ないからって暴力で委員を潰すのは風紀に関わる事ではありませんか? 雲雀先輩」

雲雀は言った。

「役立たずを何人置いてても仕方がないでしょ?」

雲雀の言葉に私はカッチーンと来て言う。

「……あんまり調子に乗るなよ見栄ばかり張った小僧が(怒)」

「ッ!?」

雲雀は斗真の瞳と声音を聞いてバッと離れた。

私は委員の人を見て言う。

「怪我は大丈夫か?」

「は はい」

斗真の問に委員は頷く。

私は言った。

「ならここは良いから別の場所を見てきなさい。貴方達の主将には私がO・HA・NA・SI♪をしておくから(黒笑)」

「は はい!!」

委員はダッシュでその場から逃走する。

サアァ…、マジ切れしてらっしゃるーっ!?
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