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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第21章 標的16「武のトレーニングと騒動と休日の動物園」


「ハァ…お前には敵わないな…」

そんなリボーンの言葉に私は微笑む。

「フフフ…そう言ってる間にツナも私みたいにくえない者に成るわよ? だって私達は貴方の生徒でもあり弟子なんだから」

リボーンは私の頭をポンポンと優しく叩く。

「あぁ…そうだな…行くか」

「うん♪」

私はリボーンと一緒に動物園内に入った。

前もってここに誘われている何人かには動物園で死ぬ気で絶対騒ぐなよと通達しているから大丈夫なのとランボにはイーピンが付いてくれてるので私が知る現象にはならないからツナと一緒に来るであろう京子ちゃんとデート気分を漫喫出来るね♪

リボーンは言った。

「彩、お前あの短時間でそこまでやってたのか?」

リボーンの問に私は言う。

「えぇ…伊達に貴方の弟子と名乗ってないからね」

(オレはこんな弟子に育てた覚えはねぇぞ!!(汗))

内心で叫びながらリボーンは天を仰ぐ。

私たちは爬虫類のエリアへ行った。

前世ではダメだったがレオンのお陰もあって爬虫類は苦手ではなくなったのだ。

「爬虫類ってこんなに居たんだね〜…あ、あの子ヴェルデのペットと同じ種類だよね? リボーン」

私の問にリボーンは頷く。

「そうだぞ。お前はヴェルデにも会ってたのか?」

その問に私は頷く。

「うん。ヴェルデが唯一……私達の事を深く理解できる人だったからね」

その言葉の意味を理解したリボーンは言う。

「そうか。アイツの研究バカな所はお前達には安全な場所なんだな」

「うん♪」

私は頷く。

そのままリボーンと園内を隈無く見回った私はベンチに座って一息吐く。
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