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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第21章 標的16「武のトレーニングと騒動と休日の動物園」


確か今日は……ツナがリボーンの提案で京子ちゃんと動物園に行く日だったわね。だからかな? 彼が私を誘ったのは? まぁ…動物園にただで行けるんだからラッキーだよね♪

私はワクワクしながら服選びをした。

10時前に動物園の入り口付近に着いた彩はツナ達にバレない様に変装をしているけどただにボーイッシュな服装にしただけだ。

腕時計を見て丁度10時になる。

「待たせたな彩」

リボーンの声に私は振り返った。

ハルから貰った誕生日プレゼントの的柄スーツを着たリボーン。

私は近付くと言った。

「わぉ♪ ハルちゃんがプレゼントした服、早速着たんだね」

リボーンは言う。

「こういう時にしか着れねぇからな」

私は言った。

「そのままだと何だし、私の力で大人モードの姿になる?」

私の問にリボーンは言う。

「それは有り難いが……お前がキツいだろう?」

私は微笑む。

「フフフ…側に居てくれればそんなに消費はしないよ」

私はリボーンに有幻覚を掛けると目の前には大人の彼が居た。

私は満面な笑顔で言う。

「やっぱリボーンは格好いいね。ちっちゃくても格好いいけどさ」

リボーンはボルサリーノを深く被ると言った。

「誉めすぎだ。彩 ///」

私は言った。

「まぁ…今のリボーンはツナ達に見られても貴方だとは気付かれない様に細工してあるからね」

彩の言葉にリボーンは瞬きした。

私は人差し指を唇に当てながら言う。

「ツナ達も誘ってるんでしょ? なら、黙っておいてあげるから今日は楽しみましょ♪」

私の言葉にリボーンはため息を吐く。
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