第21章 標的16「武のトレーニングと騒動と休日の動物園」
花の言葉にオレは話す。
「心配してくれてありがとう黒川。でも斗真を誰かに奪わせたりはしないよ。……本人が気に入った子なら認めるけどな」
「「…///」」
またツナの男勝りな一面を見て私は悶絶寸前です。格好いいよツナ! でもそれ以上言われたら失神するから止めて!!
「まぁ…頑張りなよ空季」
「……うん」
花の言葉に私は何とか頷く。
休日の朝、私は部屋で炎の操作の修業をしていた。
「ちゃおっス」
と言ってリボーンが窓から来たので私は修業を止めてる。
「あれ? どうしたの? リボーン。いつもならまだ寝ている時間帯じゃないの?」
リボーンは少し苦虫を噛んだ表情をしたが言った。
「実はな、並盛動物園のチケットを入手したんだが……一緒に行かねぇか?」
嘘ーっ!? あのリボーンからお誘い!? 出逢ってから今日まで誘いなんて全くなかったのに本気(マジ)で!?
リボーンは銃を構えながら言う。
「彩、お前然り気無く失礼な事考えただろう?」
私は降参ポーズをしながら話す。
「アハハ…だってリボーンからお誘いしてくれるなんで本当になかったから
驚いたんだよ。でもビアンキじゃなくて私で良いの?」
私の問にリボーンは言った。
「お前とが良いんだ」
私は微笑む。
「フフフ…分かった。現地集合で良い?」
リボーンは頷く。
「あぁ…場所は入り口付近に居てくれれば良いからな」
私も頷く。
「分かった。時間は?」
私の問にリボーンは言った。
「10時だ。また後でなちゃおちゃお♪」
そう言ってリボーンは帰った。