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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第21章 標的16「武のトレーニングと騒動と休日の動物園」


((納得するのそこ!?))

また2人の内心のツッコミが被った。

武はハッとすると少し下がる。

ボッ、チュイィンッ…、武が居た所に銃弾が当たる。

「え? 何!?」

オレは驚いて居た。

私は言う。

「リボーンってばまたディーノに頼んだね」

「え?」

オレは斗真を見る。

私は言った。

「恐らく何処かのビルから狙撃してもらっているんだろうね」

「マジで!?」

オレは驚愕した。

リボーンの説明を聞いた武は頷くと望遠鏡で狙撃者を確認しながら移動する。

トンッと私はツナの背中を押しながら言った。

「ツナもやっておいで!」

「え!?」

オレは驚愕しながらも武の元まで進む。

「武! ツナの誘導頼むぞ!」

「了解なのな!」

武は頷くとツナの誘導を始めた。

リボーンが隼人に何か言うと彼はツナ達に向かって当たらない様にダイナマイトを放つ。

私はリボーンを抱き上げながら言った。

「リボーン、最後の仕上げは僕がやってもいい?」

リボーンは私を一瞥すると言う。

「任せるぞ」

「ありがとうね…鈴」

私はリボーンに礼を言うと鈴を呼ぶ。

髪から実体化した鈴は銃に変わった。

これは親であるレオンから引き継いだ能力らしいがまだ私ですら完全に把握できていないくえない相棒だ

私は武が来る場所に銃を向けた。

煙から出た武は銃を向ける斗真にハッとする。

「仕上げだよ武」

ズカンッ、バッと武はバットを振るう。

キイィンッ…、弾き音と金属音が響いた。

武の持っていたバットが刀に変わっていたのだ。
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