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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第21章 標的16「武のトレーニングと騒動と休日の動物園」


「どうしたの? 隼人。今日は何も無いはずだけど」

隼人は話す。

「武のトレーニングをしてるとリボーンさんから聞いたので野球バカな武を少しは鍛えてやろうと来ました」

何だろうこの違和感……あ、2人が仲良し過ぎてるからか…(汗)。まさかここまで違和感があるとは…いや…別に喧嘩しながらも何なとこなす2人も良いんだけどね。でも友達ならこの方が良いよね♪

内心でそう結論づけると私は言った。

「自身は大丈夫なの?」

「っう」

私の問に隼人は呻く。

「まだまだです……でも斗真さんの期待に応えられる様に頑張ってます」

私は微笑む。

「ハハハ…無理はしないようにね。ならそろそろ本格的なトレーニングが始まるからリボーンの指示に従って」

「はい!」

隼人は頷くとリボーンの側に行く。

「隼人が斗真に対する姿勢とオレに向けられてる姿勢と少し違うよね。

なんか上司と話す様な感じでさ…。オレには尊敬語が大半だけど

同僚に話す様な感じがあるんだよな」

ツナの呟きを聞いて私は彼を見て話す。

「まだ半年間しか経ってないのに隼人の事をそこまで理解できるなんて流石だねツナは」

その言葉にオレは頷く。

「うん。色々と無茶をやらかすけど隼人は隼人なりの対話があるって分かったから」

リボーンは懐からバットを取り出す。

((あのサイズの何処にバットをしまえる場所があるの!?))

と2人で内心でツッコミを入れた。

武がバットを持つとウエイトが入っている事に気付き、リボーンが

「持ち手の底を見ろ」

と言うとバットは望遠鏡になっている。
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