第20章 標的15「バレンタインデーと対抗雪合戦 来る!!」
「ありがとう斗真。これお店でも出せそうな出来だよ」
「そんなに褒めてもなんもでないぞ? あ、お返し楽しみにしてるしな♪」
「うぅ~(汗) あんまり期待すんなよ?」
「ハハハ…分かってるって」
ツナと何気ない話をしてから帰宅した。
「ふぁ〜…寒っ!?」
欠伸をして寒い事に気付いた私は窓の外を見る。
「わぁ〜…」
私は目を煌めかせた。
外には真っ白な積った雪が朝陽を受けてキラキラと煌めいていた。
「積もってたんだ。あ、となると今日は雪合戦の日か…フゥ太たちは先に学校へ行ってるみたいだし
うーん…ビアンキを誘うとして後は…大丈夫か」
私はツナの家に向かう。
「ビアンキ~居る?」
私の問にビアンキは言う。
「どうしたの? 斗真」
私は言った。
「リボーンがツナたちを連れて学校で雪合戦するんだけど一緒に行かない? 僕の方から後、2人が入るんだけど」
ビアンキは頷く。
「そのお誘い受けるわ。ツナたちだけ遊ぶなんて女を誘わなかった事を後悔させましょう」
ビアンキの言葉に私はニヤリと笑いながら言った。
「うん。そうだね…思いっきり後悔させてやろうぜ♪」
一方、この頃のツナたちはと言うと…。
「う〜〜さぶっ」
オレは震えながら両手で体を擦りながらリボーンを見て言う。
「何でこんな時に学校で雪遊びなんだよ!!
家の庭でランボやイーピンとやればいいだろう!?」
ツナの言葉にリボーンは言う。
「奴らもきてるぞ」
「ガハハハハ」
笑いながら追いかけるランボにタタタ…と走るイーピンを見てオレは驚愕する。
タタッ、「ツナ兄まってよ――っ」