• テキストサイズ

その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第20章 標的15「バレンタインデーと対抗雪合戦 来る!!」


「貴女が見てた相手は10年後のこの世界のランボなんだ。証拠は右頬にタトゥーがある。僕としては

ビアンキがランボを人違いで殺されるのを黙って見ている訳にはいかないな」

ビアンキは斗真の空気が鋭くなっていくのが分かると言う。

「今度から気を付けるわ。ごめんなさい斗真」

謝るビアンキに私は言った。

「それは10年後のランボに言ってあげて…見た目は伊達男だけど根はまだまだ子供だからさ」

ビアンキは頷くと家に帰って行く。

私は一息吐き、振り返ると言った。

「ふぅ……もう出てきて良いよ」

角からツナと元に戻ったランボが出てくる。

咄嗟にツナへ体操着を渡しておいて正解だった。

すると警視総監の服を着たリボーンが現れると言う。

「君たちのおかげで最悪な事態は回避出来た。協力感謝する」

と言ってリボーンは姿を眩ます。

「……何がしたかったんだよアイツは」

ツナの呟きに私は言った。

「帰ろっか? ツナの家で京子ちゃんとハルちゃんがチョコ作って待ってるんでしょ?」

「ッ!? っな 何でそれ知ってんの!?」

私の問にツナは驚愕して居る。

「男の勘ってやつ?」

ニヤリと笑いながら言うとツナはガックリしていた。

ツナたちと共に家に向かう。

ビアンキが手袋を取ってなかったおかげで最悪な事態は回避出来ていたらしく、隼人たちは夢中で食べている。

ツナは何かと叫んでるのが下でも聞こえていた。

私は京子とハル、ビアンキに手作りチョコクッキーを渡す。

3人は喜んで受け取ってくれた。

全員が帰ってから私はツナの部屋に行く。
/ 402ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp