第19章 標的15「星の王子フゥ太と守りたいもの 来る!!」
(ええ――!!? ディーノさんがフゥ太に頼みごと〜〜!!?)
内心で驚いてるオレをよそにディーノは言った。
「実はうちのシマにチンピラ共が銃を横流しして一般人をまきこみ
治安を乱すゴスペラファミリーが活動し始めたんだ「あぁ〜…言い忘れる所だったけど」 ッ!」
話を挟まれてディーノは斗真を見る。
私はニヤリと笑いながら言う。
「ディーノが成敗しようとしてるそのマフィアならもう牢獄の中だ」
「「は?」」
ディーノたちは唖然としていた。
私は言う。
「ディーノは僕のもう1つの顔知ってるでしょ?」
私のその問にディーノは納得すると言った。
「なるほどな……お前たちに目を付けられたんなら奴等は終わりだもんな」
フゥ太は斗真とディーノを交互に見て居た。
私は話す。
「フゥ太、そのランキングはもう不要だから良いよ。それよりもツナにディーノの善さを教えてあげて♪」
「うん♪」
ディーノはさっさっと帰っていった。
オレはフゥ太からディーノの色んなランキングを聞いて驚いたり納得したりしていた。
ふとオレは言う。
「そう言えばフゥ太、並盛で一番強い人って分かるのか?」
ギクッと反応する私。
フゥ太は見せていいのかと目線で知らせてる。
私はため息混じりに言う。
「ハァ…良いよ。でも何でそんな事を知りたいの? ツナ」
その問にオレは言った。
「オレ自身がどの辺りなのかを知りたいのもあるんだよ」
私は瞬きした。
「はい、これが並盛喧嘩ランキングの表だよ」
オレはそれを見て、斗真と表を交互に見た。