第19章 標的15「星の王子フゥ太と守りたいもの 来る!!」
まぁ…イタリアではジェラールで通してたから問題はないかな? そろそろあの子たちも動き出す頃合いだろうし……私はどうしようかな〜…。ツナの敵にまわりたいようななくないような……この力があるから幻術なんて効かない。……封印してもらうってのも有りか……2人が絶対に反対するだろうなぁ……相棒もそうだって言ってるし……ハァ…面倒いなぁ…
「斗真!!」
「ッ!? はい!?」
内心で考え事をしていたのでいきなり呼ばれて私は驚いて返事をするとツナが激怒な顔で見て居た。
「……ご ごめんなさい(汗)」
謝る斗真にオレは手を伸ばす。
「ッ!?」
私は無意識に怯えた。
オレは斗真の頭を撫でると優しく抱きしめる。
私は瞬きをした。
「生きてて……良かった」
私はツナの背に手を回す。
ツナの腕の中がとても心地よかったが離れて色々と話始める。
リボーンンはいつの間にフゥ太を連れて部屋を出てくれていたのが有り難かった。
翌朝、私は学校へ向かうと今日は何かとフゥ太に遭遇するツナを見る。
ツナも参っている様子だった。
私は然り気無く昼休みにフゥ太に言う。
「フゥ太、ツナを気に入ってくれたのは有り難いんだけど学校って言うプライベートな場所には現れないで
あげてくれないかな? 私たちもいつも一緒に居るって限らないからさ」
フゥ太は頷く。
「そうだね。ごめんね斗真兄」
私はフゥ太の頭を撫でた。
「エヘヘ…」
フゥ太は笑う。
ふとフゥ太は言った。
「斗真兄、ランキングでの斗真兄の名前はそのままだけど大丈夫?」
フゥ太の問に私は話す。