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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第19章 標的15「星の王子フゥ太と守りたいもの 来る!!」


オレは斗真たちが走って行った方へ駆け出す。

「……アイツ……本当にあのバカツナか?」

死ぬ気弾を撃って、ツナの戦いを見て居たリボーンは驚いていた。

死ぬ気弾を撃てば復活の際に衣類が脱げていたのがさっきのはそれが無い処かあの様は真の死ぬ気モードだ。

「この短期間に彩の奴いったいツナに何をしたんだ?」

リボーンは疑問に駆られながら後を追う。


「…フゥ太、大丈夫?」

私の問にフゥ太は頷く。

「うん。でも斗真兄が…(汗)」

私はフゥ太を守るのに多少の傷を負っていた。

攻撃された中に即効性の毒が仕込まれた弾が在ったのか意識が朦朧としているけど倒れたらフゥ太を守れない処かツナに示しがつかない。自分を信じてこの子を託してくれたのだから…(汗)

私は数人の部下を睨み付けた。

「そこを退け! ガキが!」

バキッ、「ッ!?」

私は一人から横な振りを諸に食らってドサッと倒れる。

「ッ!? 斗真兄!?」

フゥ太は斗真に駆け寄る。

「ハァッ…ハァッ…ハァッ…」

息も浅く顔色が悪い事にフゥ太は気付く。

「まさか毒が!?」

フゥ太の言葉にマフィアたちはニヤリと笑う。

「斗真兄は僕が守る!」

フゥ太は小さな体を使って斗真を守ろうとした。

「…ツ…ナ…」

私は掠れた声でツナの名前を呟く。

マフィアたちがフゥ太たちに襲い掛かろうとするとドカッ、マフィアの一人を真横からキックを食らわせるツナの姿が在った。

「ッ!?」

フゥ太はツナが居る事に驚いても居たが彼が戦えた事に更に驚かされていた。
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