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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第19章 標的15「星の王子フゥ太と守りたいもの 来る!!」


瞬きするフゥ太に私は死ぬ気の炎を最大にして地面をダンッと蹴って飛び上がった。

「ッ!?」

フゥ太は驚いては居るがちゃんと声を押し殺している。

ツナの家に着いた私は部屋に居たリボーンを見た。

リボーンは窓を開けながら言う。

カララ…、「どうした? 彩。ん? そいつは…」

私は言った。

「質問は後で、先にこの子を中へ」

「あぁ…」

リボーンは頷くとフゥ太を中に入れる。

私はホッとすると話す。

「それじゃあ戻るね……フゥ太、また後でな」
ダンッと彩はそう言って学校へ向かって駆けて行く。

「……彩姉って凄い人なんだね」

フゥ太の言葉にリボーンはニヤリと笑いながら言った。

「当たり前だ。彩は俺の一番弟子だからな」

フゥ太はその事にも驚いた。

(最強のヒットマンの一番弟子って……彩姉っていったい何者なの!?)

内心で叫んでいたフゥ太。

戻った私は先生に怒られながらも何とか学校へ戻れた。

武は部活、隼人は用事で別行動です

帰宅途中にオレは言った。

「斗真、さっきボールを取りに行っただけなのに何であんなに時間かかったの?」

ツナの問に私は言う。

「ある来客のを守ってたんだ。ツナに関するね」

「え!? オレ!?」

驚愕するツナに私は頷く。

「そうだよ…。ツナに来客なんて珍しいんだよ? 早く行こう♪」

オレは言った。

「ちょ!? 斗真そんなに押すなって!?」

その後にツナが転けたのは言うまでもない。

ごめんなさい…(汗)

「ただいま――」

声を掛けて自室に着いてオレはリボーンに言った。
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