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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第18章 標的14「秘密の修行と授業参観 来る!!」


「ツナ、落ち着いてやれば大丈夫だよ。僕がついてるからさ」

斗真の言葉にオレは小さく頷いた。

それを見て私は少しホッとしているとお母さんと奈々さんが一緒に来る。

お母さんが手を振ったので小さく返した。

最初は武が言われて、当てずっぽで言ったら正解だった。

稀に当てるからスゴいよね…(汗)

隼人も見事に正解。

チョロいって言ってたもんね…天才は怖いな

「では、次の問4を…空季、出来るな?」

私は瞬きした。

「あ、はい…」

「頑張って斗真」

ツナが小声で応援してくれたので私は勇気を持って言った。

「――です」

「正解だ」

「「おぉ〜すごい」」

私の答えに保護者全員が驚いていた。

先生は言った。

「では次の問5を今度は沢田、お前だ」

「……っ」

オレは息を飲んだ。

「頑張ってツナ」

(斗真が頑張って教えてくれた問題だからここで死ぬ気で答えなきゃ!)

オレは内心で呟き、頷く。

「6です」

先生は言った。

「正解だ。お前たちすごいなぁ」

先生に褒められて親たちは笑い合う。

「はーい!!」

「!」

聞き覚えのある声に私たちは前を見た。

「100兆万です」

手を上げて答えるランボ、その側に急いで下ろそうとしているイーピンの姿もある。

「「ランボ/イーピン!!」」

あ、ツナと被った(汗)

ザワザワ…、「あらまあ」

クスクス、「どこのお子さん?」

保護者たちがざわめき出す。

「ランボ君

イーピンちゃん」

京子も瞬きして居た。

「アハハハ(汗)」

(なんでこいつらが来てんの――!!?)
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