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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第17章 標的13「対抗正月合戦と隼人強化プログラム 来る!!」


「なら隼人、鉛筆とノートを用意しなよ。今から僕が言う言葉は……

後々貴方に必要になる重要な事だから」

「ッ! はい!」

隼人は言われた物を用意した。

私はノートにある図を描く。

リボーンにやらせると悪戯をするからね

内心で呟き、描いた図を見せながら言う。

「まぁ…ツナも聞けよ。マフィアになるならない関わらずに」

斗真の言葉にオレは頷く。

私は話す。

「必ず必要になるのは知識、体力、瞬発力の3つで、今の隼人はこの3つの内2つ…

知識は問題無し、体力は今からコツコツやっていけば大丈夫として瞬発力……

これは素早さを意味する」

隼人はカキカキ…とメモって居る。

「そしてこれから話すのは『選ばれた者』としての話だ」

「!」

「?」

その部分だけをイタリア語で言ったので瞬きしながら首を傾げるツナに分かる隼人は瞠目する。

私は言う。

『荒々しく吹き荒れる疾風、常に攻撃の核となり、休むことのない怒涛の嵐となる事。

これは選ばれた貴方が背負う覚悟であり、成し遂げなきゃならない。

そしてこれは友達としての願い……

自分の命を守りながらツナを守って……隼人』

「ッ!?」

隼人は驚愕した。

私は話す。

『貴方が居なくなってしまったら私はもちろん、ツナや武たちが悲しむ事になる。貴方たちは決して

欠けてはならない存在なの……だから何があっても生きて…』

隼人は言った。

『なら1度だけさせてほしい事があるのですがいいですか?』

隼人の問に私は頷く。
『えぇ…』

隼人は立ち上がって私の前に来ると敬意の構えを取ると話す。
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