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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第17章 標的13「対抗正月合戦と隼人強化プログラム 来る!!」


「第2試合は羽根つきだぞ

勝てば20点、1回だけの一発勝負だからな」

オレは涙ぐみながら言った。

「ここはスポーツ万能

武たのむよ〜」

「ん」

武は頷くと言う。

「バドミントンみたいなもんだろ?」

隼人は言った。

「そうだ。キャバッローネなんてぶっとばしてこい」

ホッとしていたオレ。

ディーノは言う。

「なら こっちは元プロテニスプレーヤーのマイケルでいくぜ」

「マジでいくよ」

「! なんで元プロがマフィアにいるの〜〜っ!!?」

驚愕するオレをよそに試合は始まった。

ラリーが続いてマイケルが

「いきなりチャンスボール!!」

と言って

「スマッシュ!!」

カキンとスマッシュを打ってきた。

「うわ――圧倒的〜!!!」

感心してる場合か!!

武が板をギュッと握ってカッとなった所で

「武!!」

と斗真が叫ぶと武はハッとしてカキンとスマッシュ返しでドカッとマイケルの横に羽が落ちる。

20-1で逆転出来た。

武は言う。

「サンキューな斗真。お前が声かけてくれなかったら危うくホームランしていた所だったぜ」

私は微笑みで返した。

百人一首で私が出る。

ハルが出たら足つって負けるからね

そして見事、私の圧勝で相手とディーノは唖然としていた。

福笑いは京子&ランボでやったが負け。

たこあげではイーピン&ハルで勝ち。

次ぎは双六で隼人が出た。

リボーンは言う。

「このマスに止まったら自分のファミリーの仲間をほめる」

相手は言えたが隼人は俯いて居る。

私は言った。

「リボーン、隼人に…ちょっとアレだけど逆に仲間を貶(けな)すにしたら?」
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