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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第17章 標的13「対抗正月合戦と隼人強化プログラム 来る!!」


お正月なのでビアンキに似合うサングラスとポイクキ封印の透明手袋を渡しながら言った。

「これ着けて、外では紫外線があるからビアンキの保護用に」

「ありがとう彩」

ビアンキは礼を言うと2つ着けてくれたので手を引きながら私は言う。

「それじゃあ河川敷へGo!」

河川敷ではボンゴレ式ファミリー対抗正月合戦が始まる所だった。

審判はリボーンだ。

ディーノは言う。

「勝っても負けても恨みっこなしだぜツナ」

「なんでこんな状況になってんの〜〜〜!!?」
と絶望するオレだった。

リボーンは言う。

「一回戦はおみくじだ」

「おっ おみくじ〜〜〜!!?」

オレは驚愕すると言った。

「ど…どーやって おみくじで点数競うんだよ!!」

私は言った。

「簡単よ。大吉は2点、中吉は1点、吉は0点、凶は-1点で大凶が-2点

だから凶と大凶を引かなければ大丈夫よ」

「なにそれ!!? それに全然大丈夫じゃないよ――!!」

とオレはツッコミながら考えた。

(っていうかこんなの誰がやったって…)

「オレに任せろ!!」

「!」

了平が引く事になったので私は了平に言った。

「先輩、私からのアドバイス。目を瞑って精神統一をしてから

くじを引いてください。先輩を信じてますので」

微笑む私に了平は頷く。

「うむ。極限に了解した!」

了平は精神統一してからくじを引いた。

「吉だぞ」

リボーンの言葉にツナたちは安心したが相手が中吉を引いたので0-1からのスタートだった。

私は言う。

「まだ1点差だからこれからが頑張り処だよ。先輩、落ち込まないでくださいね」

「う うむ」

了平は頷いた。
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