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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第16章 標的12「跳ね馬ディーノとドタバタな日々 来る!!」


翌日、学校へ行くと風紀委員が世話しなく動いて居た。

そう言えば今朝から雲雀の気配が無いなぁ

私は内心で呟いていると草壁が歩いて来たので声をかけた。

「おはようございます草壁先輩。今朝から雲雀先輩を見かけませんけど何かありました?」

草壁は言った。

「空季か……委員長は風邪をひかれてな大事をとって病院に居る」

ただの風邪で病院!?(汗)

私は内心でツッコミながら言う。

「そう…だったんですね。なら今回だけは初めてのお仕事になりそうですね」

私の言ってる意味が分からない草壁は瞬きをする。

私は話す。

「実は書記の森雲さんからの頼みでもし、雲雀先輩が居ない日があったらその日限りで良いから

風紀委員長代理をしてほしいって頼まれましてね。草壁先輩が居るから別にいいじゃないのって返したら

草壁先輩は善人な人だからダメって……なら僕は善人じゃないってかコノヤロウって内心で愚痴りましたけど」

「そ そうか…(汗)」

草壁は苦笑いした。

私は1日委員長で奮闘する。

雲雀が居る病院に行ってその事を言ったら本人は唖然としてたのが笑う。



数日後、ディーノは斗真、隼人、武と共にリボーンに呼ばれて山に来ていた。

今日は寒い日だったのでみんなは防寒着を着用。

私はツナの着替えとカイロに非常食を入れたリュックを提げている。

リボーンと合流するとツナが行水をさせられていた。

自力で抜け出したツナに私が薄く張った炎で包むと彼についた水気が吹き飛ぶ。

オレは瞬きすると言った。

「あれ? 暖かい?」

首を傾げるツナに私は言う。
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