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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第16章 標的12「跳ね馬ディーノとドタバタな日々 来る!!」


オレは考えた。

リボーンは言う。

「ヤクザといえばジャパニーズマフィアだ。大人マフィアに中学生の

お前達がかなうわけねぇ…ここは警察にまかせろ」

オレたちは言った。

「それじゃあダメだ!!」

「まかせられません!!」

「警察は頼んだぜ小僧!!」

ダッとツナたちは走って行く。

キッとリボーンの横にさっきの車が止まった。

トンッ…、「気に入ったぜ。ツナたちの頭には斗真を助ける事しかねぇ

冷静とは言えーねが信頼はできる」

ゴロン…、「ぷはっ」

息を吐いた私は言った。

「いきなり何するんだよディーノ!!(怒)」

部下と共に私に巻き付いたロープをしゅるしゅるとほどきながらディーノは言う。

「わりぃわりぃ…お前の弟弟子たちを試させてもらったんだ」

私は言った。

「試すって……ツナたちはどうするのよ!?」

ディーノは言った。

「心配ねーよ。桃巨会なんてリボーンの嘘で架空のヤクザさ

今にあきらめて帰って…「そんな呑気な事を言ってる場合じゃない! 桃巨会は実在するヤクザだぞ!

リボーンはうっかり忘れていたみたいだけど」……ッ!?」

驚愕するディーノにリボーンはボルサリーノを深く被る。

私はリボーンを一瞥すると言った。

「ディーノはリボーンをお願い…そろそろ昼寝の時間だから」

「斗真…お前どうするんだ?」

私は言う。

「桃巨会に乗り込むよ…でもってヤクザ共に誰を相手にしているのかをネッチョリと教えてやる」

ニヤリと笑いながら言う斗真にディーノは真っ青になる。

「それに今のツナたちならヤクザごときに負けないからな」

「え?」
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