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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第16章 標的12「跳ね馬ディーノとドタバタな日々 来る!!」


その日は両親が仕事で居ない為、私はツナの家に居た。

そしてある場所に電話してからリビングに行くと奈々が困った顔をしている。

ツナ達にはまだ言っていないがスリに遇ったらしく、おかずが無いと言う奈々に私は微笑むと話す。

「フッ…大丈夫ですよ。奈々さん、明日には財布は帰ってきますし、今日は僕が晩御飯を奢りますから♪」

すると宅配を頼んだ品が来た。

ツナ達は大喜びしていた。

[斗真、例の奴等は始末しといたから。あ、財布はポストに入れてあるからね]

アクセから雷舞の声を聞いた私は言う。

[ありがとう雷舞ちゃん]

私はそう言って席を立つとポストに入れられた奈々の財布を渡すと驚いていた。

リボーンの視線に気付いた私はウィンクと人差し指を口に当てる。

彼はやれやれといったていだ。


翌日、学校が終わって、とある場所に向かっている中でオレは言う。

「昨日はありがとう斗真。ご馳走になっちゃって」

礼を言うツナに私は微笑む。

「どういたしまして♪ あのままだったらリボーン達が殺気ただ漏れのままスリを捕まえようとする予知が見えたからね」

「めっちゃおっかないなぁその予知!?」

ツナのツッコミに私は笑う。

「アハハハ! そういえば職場体験は慣れた?」

斗真の問にオレは答える。

「何とかね。斗真みたいにはまだまだ追い付かないよ」

ツナの言葉に私は微笑む。

「フッ…今日はそんなに忙しくないはずだから早く帰れると思う」

「それは斗真の勘?」

ツナの問に私は答えた。

「うん」
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