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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第15章 標的11「イーピン来日&ランボと喧嘩 来る!!」


リビングにツナとリボーンの姿を見た私は彼の真剣な表情に胸騒ぎがした。

「「ッ!」」

私が居た事に気付いた2人は瞠目すると言う。

「斗真!?」

「もう起きて大丈夫なのか?」

リボーンの問に私は頷く。

「うん…もしかして私の事話した?」

「あぁ…」

私の問にリボーンは頷いた。

ツナは何も言わなかったが瞳は愁いに揺れている。

「ツナは私の事を聞いても尚…友達として居てくれる?」

オレは頷く。

「うん! もちろんだよ」

私は少し微笑みながら言った。

「ありがとう…ツナ。じゃまた…学校で」

そう言って、家へ帰宅する私。




暗闇の中で動く気配がある。

「準備はどう?」

「着々と進んでる」

「なぁーまだ動かねーの?」

「動きたくても動けないのが現状ですよ」

「ふぁ~…どうでもいいけど…まだ寝れそうだね」

「早く殺りてぇ~…殺りてぇよ」

「今は準備期間です。時はもうすぐですよ」

「そうねぇ~♪ 私達が動けるのはもうすぐだから

あなた達も我慢して……時が来れば暴れていいから」

「「「「「「yes.ボス」」」」」」

「フフフ…会えるのを楽しみね…ナトューラ」

そう言ってリーダーは妖艶に微笑む。
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