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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第15章 標的11「イーピン来日&ランボと喧嘩 来る!!」


そこへツナたちが降りてきてイーピンを見て驚愕して、私が説明すると3人共に彼女が女の子だとは気付いていなかった。

私は言った。

「イーピン、向こうのみんなによろしくな」

「はい♪ 斗真さん」

イーピンが頷き微笑むと同時にボフンッと煙が上がって元のイーピンが帰ってきた。

私はイーピンを抱き上げ、元の場所に寝かせると言った。

「それじゃあツナ、僕はちょっと用事があるからイーピンを頼むな」

オレは頷く。

「うん、気を付けてね」

「隼人も武もツナを頼むよ」

「「はい!/了解なのな」」

頷く2人を見て私はツナの家を出るとある場所へ向かって駆け出した。


厨房からシェフが顔を出すと言った。

「空くん! マドレーヌが焼けたから運んでくれ」

「はい」

シェフの言葉に私は頷くとマドレーヌを店のショーケースに運んで並べていく。

私はケーキ屋でバイトをしている。

雲雀さんからは了承済みだもん♪

出来上がったケーキたちを並べて居ると京子が来た。

向こうは私に気付いていない。何故ならば伊達眼鏡をかけてるからだ!

するとハルに無理やり連れてこられたツナがやって来た。

ツナも大変よねぇ〜(汗)

内心で呟きながら京子が頼んだケーキを素早く詰めて会計を済ますとツナたちに気付いた京子はハルと話し合っていた。

私は厨房に行くとシェフにある事を頼んだ。

シェフは何故か瞬きをして居たが「お店の売上向上する為です」

と言えばシェフは張り切って他のパティシエたちと共にケーキ作りに励んだ。

私はそれを確認してから仕事を終えて、裏から回って店に入る。
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