• テキストサイズ

その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第15章 標的11「イーピン来日&ランボと喧嘩 来る!!」


それはツナの前でボフゥンと当たり破裂した。

ゲホ、ゲホ、ゲホ…、「うわっ! くさっ!!」

オレは言う。

ガーン…、「なにこれニンニクのニオイ!!?」

リボーンは言った。

「弾丸で奴の撃った気体のかたまりを砕いたんだ

これが奴の技の正体だぞ」

私は言った。

「そうだよ。この拳法は"餃子拳"と言ってね。イーピンは食べてる餃子饅の

くさい息を拳法で圧縮して相手の鼻に送りこみ

直接脳を麻痺させてるの

脳が麻痺して筋肉が勝手に動く様をまるで超能力で

操られた見たいに見えるって訳、分かった?」

私の問にツナは頷く。

『イーピン、もう良いよ。お疲れさま』

イーピンに言いながら私はその頭を撫でる。

キッとイーピンはそっぽを向く。

ガーン…、「でもまさか正体がくっさい拳法だったとはな」

「あ」

ツナの言葉に私は唖然とした。

オレは言った。

「うそだろ〜? こんなすごい技の正体がニンニク〜?

かっこ…………わる……」

「え!?」

ビクウッ、イーピンが強張った。

ザバーッ、イーピンから大量の汗が溢れ出る。

「うわぁ 汗すげーー!!!」

オレは瞠目した。

ドンッ、イーピンの額に箇子が浮かび上がる。

「!!?」

「な…なんだありゃ…?」

オレは瞬きする。

私は言った。

「"箇子時限超爆(ピンズジゲンチョウバク)"のカウントダウンが始まったんだ(汗)」

「は?」

オレは斗真を見る。

私は真っ青になりながら話す。

「イーピンは極度の恥ずかしがりやなの! この子は恥ずかしさが

頂点に達すると頭に九箇が現れるんだ!」
/ 402ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp