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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第15章 標的11「イーピン来日&ランボと喧嘩 来る!!」


痛がる2人に私は言った。

「次やったら…分かってるよね?」

笑っているが目が笑っていない斗真に2人は真っ青になりながら頷く。

家に帰ったオレは部屋に入るとリボーンが居たので話す。

「リボーン、今日オレたち狂犬に追っかけられたんだけど

変な子がさ手を直接触れずに犬を倒して…

おいリボーン聞いてんのか?」

ブレザーを脱ぎながらオレは声をかける。

「ん?」

リボーンが振り返るとごっそりと無数の蜻蛉(とんぼ)が止まっていた。

「んぎゃあああ!!!」

オレは絶叫すると言った。

「こんな光景前にもあった気がする!!」

リボーンは言う。

「こいつらは情報を収集してくれる秋の子分達だぞ」

オレは言った。

「やっぱおまえ虫語話せるの?」

その問にリボーンは答える。

「情報によるとこの町にイーピンがきてるらしいな」

オレは瞬きすると言った。

「イーピン? 誰だよそれ」

「人間爆弾と言われる香港の殺し屋だぞ」

リボーンの言葉にオレは言った。

「人間爆弾?

そんなおっかないのがこの町に何の用だよ」

リボーンは言った。

「殺し屋だぞ

殺しに決まってんだろ?」

(あーーやだやだ…こいつの周り物騒な話多くて)

内心で呟き、ベッドへ座りながらオレは言った。

「それよりお前 超能力って信じるか?

触れずに何かを動かすとか」

「だれでもな…………」

リボーンはくるっと振り返りボルサリーノを深くかぶりながら言う。

「だれでもそーゆーの信じる年頃ってのがあるもんだ」

ムキーッ、「1歳が言うなーー!!!」

ツナのツッコミが炸裂。


翌日の昼休み前の掃除時間。
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