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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第14章 標的10「ボンゴレアン・パーティとナトューラ覚醒 来る!!」


「あ、それはハルも思いました! あの変わらない包容力オーラは正しく斗真さんです

キラキラがプラスされてて」

「だよな♪」

ハルの言葉に武は頷く。

ツナは隼人を見て言う。

「隼人、一つ聞いていい?」

「何ッスか? 10代目」

首を傾げる隼人。

「さ さっきのさ…10年後の斗真したアレって…

イタリアでもやったるするの?」

「エェ!?」

ツナの問いに隼人は答えに困った。

リボーンは言った。

「額や頬にキスするのは信頼の証って意味を持つんだ。

こっちではそれは勘違いされやすいみたいだな」

「信頼…か…」

リボーンの答えに納得するツナ。

そこに斗真が戻って来てリボーンにコーヒーを渡していた。

私は隼人達を一瞥する。

みんなは頷く。

さてと…パーティ第2弾を始めましょうか♪

「ツナちょっとごめんね」

と言ってツナに目隠しを着ける。

「えっ!? な 何!?」

「何もしねーから大人しくしててなツナ」

「ちょっとの間すみません! 10代目」

慌てるツナに武と隼人が慰める。

その間に京子とハルの3人で簡単な模様替えをする。

そして最後にテーブルにケーキをセッティングして準備完了。

「目隠し取って良いよ♪」

斗真の言葉に従い、オレは目隠しを取った。

パァン、パァン…、クラッカーが鳴る。

「「「「「お誕生日おめでとうツナ/くん/さん/10代目!!」」」」」

全員からの祝いの言葉にツナは一瞬呆けて居たがニッコリ笑いながら言った。

「ありがとう!! みんな♪」

隼人達からプレゼントを貰えたオレは嬉しかった。
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