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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第14章 標的10「ボンゴレアン・パーティとナトューラ覚醒 来る!!」


その問に斗真はツナを見た。

あら10年前のツナってこんなに可愛かったんだ♪ まぁ…それは置いておいて言うしかないよね。これは…

内心で呟き斗真は苦笑いしながら言った。

「アハハ…えーっと…先ず…僕は10年後の空乃斗真だよ」

オレは瞬きをして驚愕しながら言った。

「…っえ!? エエェーッ!? 斗真なの!?」

オレのツッコミに斗真頷く。

「うん、そうだよ。まさか10年バズーカで入れ換わりなんてビックリだよ」

と笑うのだった。

((それはこっちのセリフだっての!?))

とツナたち全員の内心でのツッコミが一致していた。

リボーンが言う。

「まぁ…向こうでも元気そうにしてんだな。斗真」

リボーンの言葉に微笑む。

「ハハハ…リボーンのその姿を見るのは久し振りだなぁ。とっても充実した生活してるよ。

さてとあんまり時間も無いみたいだし? ちょっとお兄さんからの予言を伝えとこうかな?」

「予言?」

首を傾げるツナたちに私は告げる。

「小さな争いと大きな争いがこれから起きる。でもそれはまだ仮初めでしかない

君たちは己に出来る最大の武器で来(きた)る災いに対処する事

こんなとこかな?」

そう言って笑う斗真の表情は何かを耐えているモノだった。

ツナは言った。

「……斗真がそんな表情にならない様にオレ達は頑張るよ」

その言葉に私は一瞬唖然とするが微笑みながら言う。

「なら…貴方の未来に大空の加護があらんことを…」

そう言って斗真がツナの額にチュッとキスを落とす。

「ッ!? え!? ///」

オレは顔を真っ赤にして口を魚みたくパクパクする。
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