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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第14章 標的10「ボンゴレアン・パーティとナトューラ覚醒 来る!!」


翌朝、目を覚ました私は安静の為、学校を休んでいた。

学校に行ったら楓くん達に強制送還されそうだしね…(汗)

次の日、4時頃にツナの家に向かう。

奈々が出て、中に入った私がツナの部屋に入ると既にパーティは始まっていた。

「! 斗真!」

ツナの安心した声だった。

私は立て掛けてあるボードを見ると武とハル、ビアンキの分が終わっていて次はランボだった。

ランボのプレゼントの点数は最下位でしかも捨てたもんだから彼が泣き出した。

私は嫌な予感がしたからプレゼントを素早く部屋の隅に置く。

ツナがランボを慰めているがまったく効果が無い様でしかも10年バズーカを取り出すとそれを射ち出した。

弾はリボーンをそれて何故か私の元へ来た。
「っえ!?」

私が驚愕すると同時にドカンッ…、ボフンッ…、10年バズーカに当たって10年後の自分といれかわる事に今更ながら気付く。

何で私なのーっ!?

私は内心で叫んだが手遅れだ。

モクモクとピンク色の煙にさっきの10年バズーカが斗真に当たった事に全員が驚愕して居た。

「けほっけほっ! あれ? 何でツナの家に? と言うかこれって…あちゃぁ〜…マジかよ。まさかの入れ替わり?」

煙の中から聞こえた声にツナたちは瞬きをした。

斗真より少し低い低音ボイスが響く。

「全く…それにしてはタイミングバッチリだったなぁ…」

まだ呟く相手の姿は煙が晴れて見えた。

黒髪を項辺りに括り、眼鏡から覗く漆黒の双眸は変わらないが顔付きや体が少し逞しく成っている。

オレは顔を引きつらせながら言った。

「あ あの……どちら様ですか?」
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