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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第13章 標的09「食い逃げと保育係 来る!!」


「な 右腕…」

隼人は愕然とした。

「そりゃいーな」

と気楽な武。

隼人は言う。

「オレ…本当はランボ大好きです」

(無理ありすぎー!!)

ツナたち全員が内心でツッコんだ。

「うわあああん」

リボーンはランボを指さしながら言う。

「ルールは簡単だぞ

あいつを笑わせた方が勝ちだ」

オレは言った。

「なんだそりゃ…………

そんな勝負4人がやるわけ…」

隼人は言った。

「武、てめーにだけは負けねーぞ

今日こそ白黒つけてやるから覚悟しろ」

武も言った。

「よっしゃ、やるからには勝たねーとな

手加減しないのな」

楓は言う。

「なんか巻き込まれた感が半端ないですが笑わせるだけなら得意だからいけますね」

津知も言う。

「笑わせるか…色々あって悩むなぁ…」

(は…白熱してるー!!! そーゆー勝負じゃないと思うんだけど)

ガァーンとオレは内心で落ち込んだ。

私は言う。

「まぁ気ままに観戦しようよ」

「何で斗真はそんなに平然なんだよ!?」

とオレはわめく。

隼人は言った。

「オレ先攻でいくぜ」

(やる気だ…)

「がんばれヨ!」

武はニカッとエールを送る。

リボーンは言った。

「制限時間は3分だぞ」

((((カップ麺かよ!!))))

と私たちは内心でツッコミを入れた。

バァンバァン…、「うわああ」

と泣き喚くランボに隼人は「くっ」

と歯噛みした。

(つくづくムカツクヤローだ。近づいたらわざと大声だしやがって、だがそんなこと言ってらんねー)

内心で呟き、腹を決めた隼人はしゃがみこむと言った。

ス…、「さっきは悪かったな仲なおりしよーぜ」
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