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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第13章 標的09「食い逃げと保育係 来る!!」


「昨日のションベンタレ、今日はチャックは大丈夫なんだろうな?」

隼人の言葉にランボは慌てて言う。

「ちっ ちがうもんね! もらしたフリしたんだぞ!!

今日はちゃんとチャックはあいたもんね!!」

隼人とランボの会話が成立しているのを私たちは唖然としていた。

「あら、あれ何?」

「ん?」

とランボが指さす方を隼人が向くと同時に彼は隼人の顔面に向かって「バカは見る」

と言ってパンチした。

ドブシッ、「ぎゃっ」

隼人は涙目になるとドカッとランボを蹴る。

「死にやがれ!!」

切れた隼人を武が「まーまー」

と冷や汗を流しながら押さえている。

リボーンは言った。

「んじゃランボの保育係の適性テストをはじめるぞ」

「なっ」

瞠目するオレ、そして「う」

とランボが泣き出した。

「うああああ…」

泣き出したランボを全員がスルー。

「!?」

隼人は驚愕した。

「テスト?」

と武は呟く。

「「?」」

楓達は瞬きした。

「うわあああ」

ランボが泣き叫んでいるのはスルーしている。

オレはリボーンを見て言った。

「なに言ってんだよっ

今 隼人の適性のなさ見てただろ…ヒソヒソ」

と途中から小声で言ってたから隼人には聞こえてない。

「うわああ」

隼人は言った。

「こいつの保育係ってのは遠慮しときます
オレ コイツ大嫌いなんで」

「ほらね」

オレが安心していると「オレはいいぜ
今日は何の遊びだ?」

と首を傾げる武にオレは武節でたーっと内心でガーンと落ち込んだ。

リボーンは言った。

「ちなみに保育係になった奴がボスの右腕だからな」
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