第13章 標的09「食い逃げと保育係 来る!!」
「うん。だってツナの所のランボってまだ5歳の子供だよ? 面倒を見てくれる人が必ず必要な年頃だよ?
だから誰が保育係で良いか決めた方が良いかなって」
「確かに…」
「斗真の言い分は一理あるな」
「流石斗真さん、馬鹿牛にご配慮するそのお心遣い感服です!」
上からツナ、武、隼人の言葉に私は言った。
「まぁ…ツナたちだけじゃ大変だろうから僕の仲間にも協力してもらうよ」
するとそこに楓と津知がやって来る。
楓は言った。
「いきなりの呼び出しは何ですか? 斗真さん」
津知も言う。
「やっほ〜来たよ♪」
私は話す。
「ごめんね2人共…ランボの保育係を誰にするかって言うのをツナたちと話してたの」
楓は言った。
「ランボってあのボヴィーノファミリーの殺し屋の?」
オレは言った。
「楓君、何でそれを!?」
その言葉に楓はニヤリと笑いながら話す。
「俺は色んな情報を集める担当だからランボの事も知ってるのさ」
「担当って何のだよ?」
隼人の問に楓は言った。
「それはヒ・ミ・ツ・ですよ♪」
と言ってウィンクする。
「俺は楓か希里たちから聞いてるから大体は分かってるよ」
2人の言葉にツナたちは唖然としていた。
リボーンは言った。
「両方の部下(ファミリー)から決められるなツナ」
リボーンの言葉にオレは言う。
「何わけわからんこと言ってんだよ!!
つーかこの4人が候補ってどうなのよ〜!!」
「ガハハハハ」
ツナの言葉を遮る様にランボが窓を開けてバァンと登場。
「ランボさん登場ーー!!!」
(こんな時に〜〜……)
隼人はランボを見て言った。