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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第13章 標的09「食い逃げと保育係 来る!!」


「さわやかスマイルでサラッと怖い事言わないで!! 斗真!!」

「「ハハハハ!」」

ツナの反応に2人は笑った。


一方でビアンキは新たな新技を知らぬまに完成させていたらしく、ランボと隼人が餌食にされていたのは私たちは知らなかった。


その日は理科の授業中でオレは呟く。

「はーあ…、今日もチンプンカンプン」

ツナが悩みまくってるなぁ…あ、そろそろ来る頃かな?

ツナの様子を見ていた私は廊下を見る。

するとクラスがざわめいて居た。

クラスの呟きを聞いたオレはふと廊下を見る。

そこには涙ぐみながら立つランボが居た。

「ランボーー!!!」

オレの叫び声と共にガタッと斗真が素早くランボを抱いてトイレへ向かう。

クラスと教師は唖然としていた。

戻ってきた私は言う。

「すみません、従弟がご迷惑をお掛けしてちゃんと済ませたので」

私は謝ると席に座った。

クラスメイトも担任も何も言わなかった。

明らかに怒りのオーラが出ていたから。


彼は帰ってからリボーンたちに事の説明すると彼はツナの為に何とかしてやるって言った。

ツナはまんまと騙されていたけどね



後日、中庭へツナたちと来た私は言った。

「そう言えばさ…皆に相談なんだけど…」

その掛け声にオレたちはビクッとなりながら斗真を見る。

私はそのツナたちの様子に?を浮かべながら言った。

「ランボの事だけど保育係を決めた方がいいんじゃない?」

「「「保育係?」」」

ツナたちの問に私は頷く。
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