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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第13章 標的09「食い逃げと保育係 来る!!」


顔を引きつりながら武が指さす先を見た私とツナは驚愕する。

そこには厨房から勝手に寿司ネタを食い荒らす3人が居た。

「「んな゙ーー!!!」」

オレと斗真は驚愕した。

「ごち」

ダッとビアンキたちは脱兎の如く逃げた。

武は厨房を見ながら言った。

「チビ達値のはるものばかり食べていったなー

こりゃ7万だぜ」

「なっ 7万!!!」

オレは顔を真っ青にさせると言った。

「ど…どーすんだよ! そんな大金支払えっこないよーー!!!」

喚くツナをよそに私は然り気無く武にリボーンたちが食べていった分を支払う。

武はすまなそうな表情をしていたが私が微笑むと納得してくれた。

ツナには皿洗いを武に教えてもらいながら仮の職場体験をしてもらう。

ジャバジャバ、「ああ…なんでこんなことに…」

泣きながら皿洗いをするツナに武は言った。

「しっかしあのチビ達ネタを見る目があるんだな」

「は…は」

(笑えねー)

内心で絶望状況を呟きながらオレは言った。

「それより本当ゴメン…斗真や武までまきこんで…」

ツナの言葉に苦笑いする武は言った。

「いいってことよ

どーせうちの手伝いなんだからさ」

因みに剛さんは休憩中です

私はマグロにふきんを被せて「触るな!!」と書いた紙を貼る。

貼っても無意味のは分かってるけどね

私は内心で呟く。

いつの間にか隼人が来ていた。

ってヤバ!

私は相棒を頼りに隼人が飛ばした食器類をキャッチしながら言った。

「隼人止め!!」

ピタッと斗真の怒声に隼人は止まる。

その顔は真っ青になっていた。

私は話す。
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