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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第13章 標的09「食い逃げと保育係 来る!!」


ダッ、「ごちそうさま!」

とビアンキは駆け出す。

「ん!?」

オレは瞠目しているとリボーンがプシュとビアンキの腕目掛けてロープを放つ。

シュルルル、ピンと腕に巻き付けたロープに引かれながらリボーンは言った。

スポ、「うまかったぞ」

「は?」

オレはまだ状況を理解していなかった。

「ばいばい」

スッタカタカタカとランボも冷や汗を流しながら走った。

「なぁ!?」

オレは驚愕していると店員は戸の前に立つと言った。

「…いたいけな少年を警察へ捕まえさせる行為とか…ちっさい子に食い逃げって……何を教えとんじゃ!! この馬鹿教師共!!」

「「ッ!?」」

リボーンとビアンキが驚愕すると同時にドカドカと派手な音と共に2人は縄に縛られ、ランボは逃げられないように手足を縄で括られている。

「え?」

オレは唖然と瞬きしながら店員を見て居た。

私は両手を腰に当てながら言った。

「全く…リボーンたちが君をただでスシを食わす訳ないのにそれに気付かないとはまだまだ甘茶んだね」

私は被っていた鉢巻きと伊達眼鏡を外す。

「っな!? 斗真!?」

驚くツナをよそに私はリボーンとビアンキを見て言った。

「2人共さ…良い歳した大人なんだからさ子供の手本になる様な事をしような?」

ニッコリと笑う私の背には般若が見えていて2人は顔を真っ青にしながら頷くと4人分の勘定を払ったので解放した。

席でお茶を飲むオレは言った。

「ビックリした。斗真がここで働いていたなんて」
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