• テキストサイズ

その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第12章 標的08「体育祭と初の殺し体験 来る!!」


ツナとの繋がりが出来たね♪ これでこっちの正一は気兼ねに行動が出来るようになる

私は内心で呟く。

「ツナそろそろお昼ご飯食べないとハルの演劇が見れなくなるよ」

「あ! そうだった。ごめんね正一君、また会えたらいっぱいお話しよう♪」

「う うん♪」

2人の仲に私は少しだけ微笑むとツナと共に屋台で昼食を取ることにした。

「ん〜…お腹が空くと動けなくなるからカレーにするか小腹が空くくらいに焼きそばにするか…ん〜悩む!」

斗真の言葉にオレは苦笑いする。

「アハハ…なら半分こにすればいいじゃん」

「え?」

私はツナを見た。

オレは言った。

「半分こにすれば大体保つでしょ?」

その問に私は頷く。

「ならここで待ってて、オレが買ってくるから」

と言ってオレは人混みの中へ入って行く。

私は胸辺りを無意識に握りしめていた。

そんな事言われたら誤解しちゃうよ……最近のツナは私への無意識なのかアプローチしている様な気がする。でもまだ正体はバレてないんだねぇ…何でだろう?

内心で呟く私は考えにふけっていた。

「斗真!」

「ッ!? ぎゃっ!?」

大声で声をかけられた私は驚いて振り返ると言ってた食料を持って瞬きするツナが居た。

「…ツ…ツナ?」

オレは言った。

「声かけても返事しないから大声で呼びかけたんだよ。そんなに驚くとは思ってなかったけど」

私は言った。

「ご ごめん……少し考え込んでた……ツナって人混みの中、良くこの場所を見つけられたね」

その言葉にオレは話す。

「だって斗真の髪ってとっても綺麗だから遠くに居ても分かるよ」
/ 402ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp