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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第12章 標的08「体育祭と初の殺し体験 来る!!」


と云い様にタンッと塀に片足で飛んで、ガッと屋根の端を掴んでバッと屋根の上に登った雲雀はそのままツナの部屋の窓へ向かう。

どこぞのエリートかよ…(汗)

「相変わらずの身のこなし…流石は雲雀先輩だなぁ…あ、そろそろ中に入らないと隼人がダイナマイトを放っちゃう!」

私が慌てて中に入ると同時に雲雀が外へ出た様だ。

オレが窓辺から雲雀に何かを言うとした時。

「コラ! 隼人! ダイナマイトは住宅並びに家の中では使用禁止だって言っただろ!」

「ッ!? 斗真さん!?」

ダイナマイトを準備していた隼人は驚きと私に叱責されてそれをしまう。

ヴオオォン…、雲雀がバイクで帰った様だ。

先に雲雀には事の説明はしてあるから大丈夫だけどね

「! あ 斗真!?」

オレはNAME4に気付く。

私は言った。

「やっほ〜…気になるけどリボーン、もうそろそろ良いんじゃない? ツナたちを見てたら何だか可哀想に見えてくるから」

オレたちは訳が分からずに瞬きしながら斗真とリボーンを交互に見る。

リボーンは言う。

「仕方がねぇな……もう良いぞ」

リボーンが泥棒へ向かって言うと起き上がる。

「んな〜〜〜!!! い…生き返ったーー!!!」

驚愕するオレたちに斗真が話す。

「3人共に落ち着いて……彼は「殺され屋」のモレッティと言って彼は自分の意志で心臓を止めて

仮死状態になる"アッディーオ-さようなら-"を

使うボンゴレの特殊工作員の人なんだよ。久し振りだね…モレッティ」

私が言うと血を拭った彼は言った。

「はい。お久し振りです空乃さん。お元気そうで何よりです。

そしてはじめまして10代目」
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