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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第12章 標的08「体育祭と初の殺し体験 来る!!」


オレの呟きに隼人と武は見る。

「みんなを纏めて導く…まるで英雄みたいだ。オレも見習わないとなぁ…」

ツナの呟きにリボーンはニヤリと笑って居た。


私はリボーンと一緒に下校していた。

「今日の体育祭、良く頑張ったな彩」

私は微笑むと言う。

「ハハハ…ありがとうリボーン。実は気合い入りまくってさ…ハイテンションでやってたから自分でも恥ずかしかったよ。

でもあの後、雲雀さんに追いかけられて戦うはめになった時にリボーンが助け出してくれたから安心したよ。ありがとうねリボーン」

「どういたしましてだぞ。今日はゆっくり休め、お前はツナたちと違って体力の消費が激しいからな」

リボーンの言葉に私は何とも言えない顔をする。

「…これでも昔よりは通常化してるんだよ?」

私の言葉にリボーンは言う。

「それでもお前の場合はいつまた発作が起こるか分からねぇ体なんだからな」

心配するリボーンに私は話す。

「…ありがとうリボーン。そう言えば明日だっけ? 彼がツナの所に来るのって」

私の問にリボーンは頷く。

「そうだぞ。だが、彩お前は来るんじゃねぇぞ。いいな?」

リボーンの念押しに私は頷く。

「分かった。どの道明日は用事で居ないから…やり過ぎないようにね」

私の言葉にリボーンは頷くとツナの家に帰って行く。

私は家に帰ると即寝てしまった。



翌朝になってから慌ててお風呂に入った私は急いで身仕度を整えると家を出る。

昨日の体育祭で剛に会っていた私は彼の所へ短期間だけだがバイトさせてもらう事になっていた。
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