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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第12章 標的08「体育祭と初の殺し体験 来る!!」


A組の陣地へ戻って来た私はツナたちに微笑むと言った。

「さてと待ちに待った昼食タイムだ! 今日は僕も腕によりにかけて作ったからね! みんなの分もあるから食べて♪」

微笑む私を見てツナたちはホッとするとそれぞれの昼食を手に取って食べる。

「「「「ッ!? 旨い!!」」」」

4人の反応を見て私は満面の笑み。

前もってリボーンとビアンキには何もしない様きつく言っておいたお陰で私が知る現象にはならなかったと言うよりもさせなかったよ♪

そして…いよいよ本番クライマックスの棒倒しの時間が来た。

3チームの天辺にA組は私、B組は押切先輩、C組は何故かさっきの巨体の高田先輩が辞退して雲雀さんが乗っている…マジで!?

私は内心で汗を流したが仕方がないから指示を出す。

「みんな! 先ずはB組の総大将の首を取りに行くぞ! 準備は良いか!!」

「「オオオォォッ!」」

士気を上げる。

先生は言った。

「それでは棒倒しを開始します! 位置についてください!」

3チームのにらみ合いの火花が散る。

「斗真さんファイトー!!」

「頑張ってーー!! 斗真君!!」

2人の声援に私は微笑みのウィンクを送り返すと2人は顔を真っ赤にしていた。

「「…///」」

「用意!!」

「彩の奴…相変わらずの無自覚天然タラシだな」

とリボーンは呟く。

私は前を見る。

「開始!!!」

先生の掛け声を合図に始まった。

「B組へ前進だ!!」

「「オオオォォ…!」」

全員でB組陣地へ入りながら総大将に迫る。
私は言った。

「押切先輩、その首ちょうだいします!」
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