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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第11章 標的07「先輩と医者と風紀委員 来る!!」


何気にリボーンは楽しそうに笑っている。

「ヒバリは将来必ず役に立つ男だぞ」

リボーンの呟きは私しか聞こえてない。


応接室に雷舞が来て居た。

「委員長これはまさか彼らと接触しましたか?」

室内を見た雷舞の問に雲雀は答えた。

「したよ。あの空乃って子、君と同じで面白いね。仲間を助ける代わりに自分を差し出すのだから」

雷舞は話す。

「だからってあんまり彼をいじめないで下さい。見た目と違って彼(彼女)はとっても繊細なんですから!」

雲雀は言った。

「分かってるよ。彼の安全は保障するさ。あんなに可愛い子は初めて見たからね」

雷舞は瞬きした。

(っえ!? 雲雀さんまさかの彩ちゃんに一目惚れ!? ちょっとコレはヤバイかもしれないある意味で!! (汗)

雷舞は内心で叫んだ。

「……あの赤ん坊また会いたいな」

雲雀の呟きは雷舞に聞こえていた。

あのリボーンまで気に入った感じだし…面倒事にならなければいいんだけどなぁ…。彩ちゃんはツナ君一途だから私としては応援したい。でも雲雀さんまで…あれ? でもこれって2、4…取り合い合戦起きる予感がする確実に…彩ちゃん頑張って〜!! 私も影ながら支えるから〜!!

と雷舞は内心で斗真にエールを送る。


ゾワワワッ、「ッ!?」

私はもの凄く嫌な寒気に襲われた事は誰も気付かない。

何かすっごく嫌な悪寒が走ったけど…何なのいったい(汗)

私は然り気無く体を擦るのだった。
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