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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第11章 標的07「先輩と医者と風紀委員 来る!!」


後…2人か…着々と揃いつつあるわね

私は内心で呟きながら青ざめるツナに言った。

「大丈夫だってツナ。ちゃんと話したら分かってもらえるって」

「う うん…」

私の言葉にツナは何とか頷く。

仕方がないなぁ…ここは一肌脱ぎますか…

と内心で燃えていた私。


放課後に部室に行くと了平が待っていてそしてその側にパオパオ老師ことリボーンが居た。

((てんめぇーっ!! 何やってんだよ!?))

私とツナの内心でのツッコミが見事に被る。

リボーンは私を一瞥すると言った。

「オレは斗真と主将の試合が見たいぞ♪」

「なっ!?」

オレは驚愕すると言った。

「何言ってんだよ!? 斗真は一般人なんだぞ!?」

ツナ、私は一般人を越えてるんだけどね…(汗)

と内心でツッコミを入れながらその肩をポンポンと叩きながら話す。

「大丈夫だよツナ。僕が君の分まで頑張るからさ」

「斗真…」

心配そうな顔をするツナに私は微笑みながら頷くとリングに上がって、ヘルメットとグローブを着け、了平を見て言う。

「先輩、1つ忠告しても良いですか?」

「ん? 何だ? 空乃」

瞬きする了平に私はニヤリと笑いながら言った。

「本気で僕と殺り合う覚悟で来てください。でないと……貴方が死にますから」

「「ッ!?」」

了平とツナは驚愕する。

いつの間にか隼人たちも来て居た。

リボーンはニヤニヤと笑って居る。

絶対後でドつく(怒)

了平は言った。

「…お前のその瞳は数々の修羅場を潜り抜けた者の目…分かった。極限に全力でいかせてもらうぞ!! 空乃!!」

了平の返事に私は頷くと鐘が鳴った。
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