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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第11章 標的07「先輩と医者と風紀委員 来る!!」


ダダダッ…、「うおおおお!!! 死ぬ気で登校するー!!!」

死ぬ気になったツナに私は手を引かれたまま何とか走っているが飛んだりするのは流石に肝が冷えたし、他の生徒に見られてる。

「1のAのダメツナ……と空乃!?」

2年生は驚愕して居る。

「!」

笹川先輩が居た。

あ、ヤバイこれはアレの可能性大だ!

「ツッ ツナ! 5秒後にジャンプして!!」

ダダダッ…、「うおおお!!」

ダンッ、オレは思いっきり飛ぶと少し離れた場所にスタッと着地するとまた走り出す。

「……なんと言うしなやかなジャンプ」

笹川の呟きに誰も気付かないで居る。

学校の影の所で死ぬ気弾の効果が切れた。

シュウゥ…、「くっそーリボーンの奴〜〜〜

間に合いはしたけどまた恥かいたよ…」

「アハハ…弾切れたんだなツナ」

私は地面に突っ伏して居た。

「ッ!? え!? 斗真!? ごめん!! 君まで巻き込んじゃって顔が真っ青だ。オレなんて事を…」

悔やむオレに斗真は言った。

「大丈夫…それよりも死ぬ気弾ってスゴいんだね。あんなに速く走れるとか…

…まぁ…それは無いなやっぱり…///」

「ん? 斗真? いったいどうし……なっ!?」

顔を背ける斗真にオレはまだ服を着ていないことに気付く。

「…/// 直ぐに着るから!!」

そう言ってバタバタとオレは服を着る。

立ち上がった私は土埃を払う。

ふとオレは言った。

「そう言えば斗真、途中でオレにジャンプしてって言ったけど……何で?」

彼が問いかけた時に相棒があの人が来ると知らせた。

「あぁ…それは移動しながら話すよ」

私はツナの手を取るとその場を去った。
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