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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第11章 標的07「先輩と医者と風紀委員 来る!!」


その日、オレと武は夏休みなのに学校で補習授業を受けさせられていた。

先生がプリントを配り終えると出来なかったら落第とか言い出して受けてた小数の生徒が「エェーッ!?」と嘆く。

あの問題は私はクリア済みだけど普通大学の問題を中学生に解かせるとか有り得ないし…まぁ…良いんだけどね

オレは嘆いてるし、武は平然としているし、てかリボーンがまた出没して「ツナの家で勉強会すればいいだろう?」って言い出す。

武は言った。

「それいいな! それなら斗真にも見てもらえるしな♪」

私は瞬きした。

ツナが何故かうるうるの目で此方を見ていたから。

ちょ そのうるうるの目で見るのは止めて!? 心臓に悪いから!? (汗)

内心で悶絶しながら私は苦笑いしながら言う。

「ハハハ…僕も手伝うからそんな顔しないでツナ」

そう言ってツナの頭を撫でる。

頷いて微笑むツナの笑顔に私はもう昇天仕掛かってます♪

ツナの家に私と武と何故か隼人まで居る。

武は隼人に任せて私は彼の勉強のフォロー。

武が全問解けたが最後の問題は分からないとそして隼人にも分からないとなって3人が一斉に斗真を見る。

私はリボーンをチラッと見た。

これ、私が教えてもいいの?

読心術で読ませた私にリボーンは頷く。

私はため息混じりに話す。

「ハァ…仕方がないなぁ…この最後の問題はさ…大学で学ぶはずの問題なんだよ」

「「「え?」」」

唖然としている3人。

私は続けた。

「引っかけ問題だからなぁ…あ~…ちょっと待ってね」

私はノートに3人分の大学問題を中学生版にして書いて渡しながら言う。
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