第10章 標的06「ビアンキと三浦ハル 来る!!」
リボーンの言葉に私はツッコミを入れた。
「僕の真実を知ったら傷付くのはハルちゃんなんだ! 何とか誤解を解かないと…」
リボーンは話す。
「別に女の子が女の子を好きになるのは別に良いんじゃねーか?」
リボーンの言葉に私は瞬きしながら見た。
「嘘――っ!? リボーンの口からそんな言葉が出るなんて!?」
驚愕する私にリボーンは銃を向けながら言った。
「いっぺん死にてぇらしいな?(怒)」
リボーンの激怒モードに私は久し振りに感じた殺気にニヤニヤと笑う。
並盛山に来た私とリボーンは久し振りに殺り合った。
「ハハハハ! リボーンとの死闘なんて2年振りだ」
楽しそうに笑う私。
「鬱憤払いにはちょうど良いだろ?」
と言いながら私に攻撃するリボーンも笑って居た。
リボーンと死闘を繰り広げる様を楓たちは木々の影から見て居る。
「スゴいですね斗真さん。まさかあんなに力を隠し持ってたなんて」
「教師だからこそ成せる業だろうな…悔しいけど認めざるおえない」
楓と清の言葉に津知は言った。
「あんな生き生きとした彼女を見るのは初めてだね」
「そうだね〜♪」
「斗真ちゃんが生き生きと自分をさらけ出してる♪」
和と雷舞の言葉に希里は何かを考えて居た。
「希里君、どうかしました?」
楓の問に希里は首を振る。
「いや、少し考え事をしていただけだよ。それにしても腕輪無しで
あそこまでやれるとは僕らのドンナは熟熟(つくづく)思い知らされるね」
雷舞は言った。